スタートアップのピッチとは、投資家や審査員、事業会社に対して、自社の事業を短い時間で伝え、評価や次の約束につなげるための発表です。資金調達を目指すスタートアップはもちろん、起業を考えている社会人や学生にとっても、ピッチは事業を前に進めるための大切な機会になります。
この記事では、国内最大級のビジネスコンテストデータベース「ビジコンDB」に掲載している、2026年開催のピッチコンテスト・ピッチイベント173件のデータをもとに、スタートアップがピッチをする場面や持ち時間の傾向、準備の流れ、伝わるピッチのコツを解説します。記事の後半では、今すぐ応募できるピッチコンテストも10件紹介します。

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本記事の監修 松浦英宗(まつうらえいしゅう)
国内最大級のビジネスコンテストデータベース「ビジコンDB」の代表。外資系戦略コンサルティング会社(アーサー・ディ・リトル・ジャパン)などで勤務した後、ビジコンDBを設立。
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目次
- 1 スタートアップのピッチとは?
- 2 スタートアップがピッチをする場面
- 3 データで見るスタートアップのピッチの場
- 4 ピッチの準備の流れ
- 5 伝わるピッチのコツ
- 6 スタートアップが今すぐ応募できるピッチコンテスト10選
- 6.1 2026年11月15日締切「第7回 西日本FHビジネスコンテスト ~OPEN INNOVATION HUB 2026~」
- 6.2 2026年11月18日締切「チャレンジピッチ2027 ~NEXT SC~」
- 6.3 2026年11月24日締切「OITA ゼロイチ」
- 6.4 2026年11月30日締切「第5回 埼玉ニュービジネス大賞」
- 6.5 2026年11月30日締切「WITHDOM BUSINESS CONTEST 2026」
- 6.6 2026年12月15日締切「群馬イノベーションアワード2026」
- 6.7 2026年12月18日締切「ピッチコンテスト「SusHi Tech Challenge 2027」」
- 6.8 2027年1月12日締切「QWS STARTUP AWARD 2027」
- 6.9 2027年1月18日締切「第12回日本アントレプレナー大賞」
- 6.10 2027年1月31日締切「ABS Business Open 2027」
- 7 よくある質問
- 8 まとめ
スタートアップのピッチとは?
スタートアップのピッチとは、スタートアップが投資家や審査員、事業会社などに向けて、事業の課題・解決策・成長性を数分で伝え、出資の検討や面談、協業といった次の行動につなげるための発表のことです。
一般的なプレゼンテーションとの違いは、持ち時間が短いこと、そして聞き手に「何をしてほしいか」がはっきりしていることです。限られた時間の中で、事業の魅力と自分たちが取り組む理由を伝え、質疑応答まで含めて評価を受けます。そのため、資料の完成度だけでなく、話の組み立て方や伝え方も結果を大きく左右します。
スタートアップがピッチをする場面
ピッチと一口に言っても、スタートアップがピッチをする場面はさまざまで、場面ごとに聞き手やピッチの目的が変わります。代表的な場面と、それぞれの聞き手や目的を表にまとめました。
表から分かるように、同じ事業を伝える場合でも、聞き手によってピッチの目的は変わります。投資家には成長性と資金の使い道を、事業会社には協業で生まれる価値を、というように、相手に合わせて強調する点を変えることが大切です。
| 場面 | 主な聞き手 | ピッチの目的 |
|---|---|---|
| 投資家との面談 | ベンチャーキャピタル、エンジェル投資家 | 出資の検討 |
| ピッチコンテスト | 審査員(投資家、企業、自治体など) | 入賞・評価の獲得 |
| ピッチイベント・デモデイ | 投資家、事業会社、来場者 | 認知の拡大、出会い |
| アクセラレータープログラムの選考 | プログラムの運営者、メンター | プログラムへの採択 |
| 事業会社・自治体への提案 | 事業会社や自治体の担当者 | 協業・導入の合意 |
投資家との面談
ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家に、出資を検討してもらうためのピッチです。1対1や少人数で行われることが多く、発表の後に質疑やディスカッションが続くケースが多いです。市場の大きさや成長性、資金の使い道、チームの実行力などが細かく確認されます。
ピッチコンテスト
審査員の前でピッチを行い、評価を競う大会です。書類審査を通過した後、決められた持ち時間でピッチと質疑応答を行う形が多く見られます。入賞すると賞金や支援が得られるほか、受賞歴は対外的な信用にもつながります。
ちなみに、ピッチコンテストの意味や種類、参加するメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ピッチイベント・デモデイ
投資家や事業会社、一般の来場者に向けて、複数のスタートアップが順番にピッチを行うイベントです。デモデイは、アクセラレータープログラムの最終発表会として開かれることが多く、プログラムで磨いた事業を披露する場になります。順位を競わないものもあり、ピッチの後の交流や面談につなげることが主な目的です。
ちなみに、ピッチイベントの種類や一般的な流れについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
アクセラレータープログラムの選考
企業や自治体などが運営するアクセラレータープログラムでは、採択の選考でピッチを求められることがあります。採択されると、数か月にわたる伴走支援や、事業会社との実証の機会が得られる場合があります。
ちなみに、スタートアップが応募できるアクセラレータープログラムについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
事業会社・自治体への提案
事業会社との協業や、自治体での実証・導入を目指して行うピッチです。相手の課題にどう貢献できるかが問われるため、自社の強みだけでなく、相手にとってのメリットを具体的に示すことが求められます。
データで見るスタートアップのピッチの場
ここまで、スタートアップがピッチをする場面を紹介してきました。では、実際のピッチコンテスト・ピッチイベントには、どのような人が応募でき、何分話し、どのような特典があるのでしょうか。ビジコンDBに掲載している、2026年開催のピッチコンテスト・ピッチイベント173件をもとに整理しました。
なお、応募できる人の表は、1つのコンテストに複数の区分の方が応募できる場合があるため、割合を合計しても100%にはなりません。また、割合は小数点以下を四捨五入しています。
まずは、応募できる人の区分です。
表のとおり、社会人が応募できるものが約9割を占めています。一方で、大学生が応募できるものも約8割あり、高校生が応募できるものも半数を超えています。起業前の学生にとっても、ピッチに挑戦できる場は多いと言えます。
| 応募できる人 | 件数 | 割合(全173件中) |
|---|---|---|
| 社会人 | 154件 | 89% |
| 大学生 | 137件 | 79% |
| 高校生 | 93件 | 54% |
| 中学生 | 45件 | 26% |
次に、ピッチの持ち時間です。募集要項に持ち時間の記載があった11件を集計しました。
持ち時間は3〜15分と幅がありますが、最も多いのは5分でした。また、ピッチの後に、3〜5分程度の質疑応答が設けられている大会もあります。そのため、まずは5分で話せるピッチを作り、大会の持ち時間に合わせて削ったり足したりするのがおすすめです。
| 持ち時間 | 件数 | 割合(全11件中) |
|---|---|---|
| 3分 | 1件 | 9% |
| 4分 | 1件 | 9% |
| 5分 | 4件 | 36% |
| 7分 | 2件 | 18% |
| 10分 | 2件 | 18% |
| 15分 | 1件 | 9% |
続いて、応募の条件のうち、事業の段階に関するものです。
表のとおり、約7割は事業の段階による条件がなく、アイデア段階の方から、すでに事業を始めている方まで応募できます。一方で、起業予定であれば応募できると明記しているものや、創業・事業化からの年数に上限があるものもあり、事業の段階に合わせて大会を選べます。
| 事業の段階に関する条件 | 件数 | 割合(全173件中) |
|---|---|---|
| 事業の段階による条件はない(誰でも応募できるものや、学生・地域などの条件のみのもの) | 119件 | 69% |
| 起業予定であれば応募できると明記されている | 26件 | 15% |
| 創業・事業化からの年数に上限がある | 28件 | 16% |
最後に、入賞などで得られる特典です。
表のとおり、8割以上のコンテストで賞金や賞品が用意されています。賞金や賞品がない場合も、伴走支援やオフィスの利用、事業会社とのマッチングなどの機会が得られるものが多くあります。
一方で、入賞の特典として出資まで明記しているものは、ごく一部でした。ピッチコンテストでの入賞は出資の約束ではなく、投資家や事業会社と出会い、その後の面談や関係づくりにつなげるきっかけと考えるとよいでしょう。
| 特典 | 件数 | 割合(全173件中) |
|---|---|---|
| 賞金・賞品がある(商品券・旅行券などを含む) | 146件 | 84% |
| 賞金・賞品はないが、支援や機会がある(伴走支援、オフィスの利用、マッチングなど) | 19件 | 11% |
| 表彰のみ(特典の記載がないものを含む) | 8件 | 5% |
ピッチの準備の流れ
ここまでのデータを踏まえて、ピッチの準備の流れを見ていきましょう。ピッチは、資料を作り始める前に、目的と参加するピッチ、伝えたいストーリーを決めておくことで、内容がぶれにくくなります。
| ステップ | 時期の目安 |
|---|---|
| ステップ1:目的を決める | 本番の10週間前 |
| ステップ2:参加するピッチを決める | 本番の8週間前 |
| ステップ3:伝えたいストーリーを決める | 本番の6週間前 |
| ステップ4:ピッチ資料を作る | 本番の4週間前 |
| ステップ5:原稿を作り、声に出して練習する | 本番の2週間前 |
| ステップ6:質疑応答に備える | 本番の1週間前 |
ステップ1:目的を決める
ピッチの準備は、何のためにピッチをするのかを決めるところから始まります。資金調達につなげたいのか、協業先を見つけたいのか、賞金や受賞歴を得たいのか、事業へのフィードバックが欲しいのかによって、選ぶべき場も、伝える内容も変わります。自分が事業で目指すことから逆算して、ピッチで得たいものを決めましょう。
ステップ2:参加するピッチを決める
目的が決まったら、参加するピッチを決めます。ピッチコンテストやピッチイベントは、対象者や地域、テーマ、事業の段階などの条件がそれぞれ異なります。募集要項で応募条件と審査基準、審査員の顔ぶれ、特典を確認し、目的に合うものを選びましょう。例えば、資金調達につなげたい場合は、審査員にベンチャーキャピタルや金融機関が入っているものが向いています。
ビジコンDBでは、2026年開催のピッチコンテスト・ピッチイベントを一覧で紹介しています。参加するピッチを探す際は、こちらの記事をご覧ください。
ステップ3:伝えたいストーリーを決める
参加するピッチが決まったら、伝えたいストーリーを決めます。ピッチでは、「誰の、どんな課題を、どのように解決し、なぜ自分たちがやるのか」を一続きの物語として伝えることが大切です。まずはこの内容を一文にまとめ、そこから課題、解決策、市場、ビジネスモデル、実績、チーム、最後のお願いへと展開していくと、話の筋が通りやすくなります。
例えば、持ち時間が5分のピッチであれば、時間配分の目安を表にまとめました。
合計で4分半ほどに収めておくと、本番で言葉に詰まっても、持ち時間を超えずに済みます。特に、課題と解決策に時間をかけ、聞き手に「この課題は解決する価値がある」と感じてもらうことがポイントです。
| 項目 | 時間の目安(5分の場合) |
|---|---|
| 課題 | 約45秒 |
| 解決策 | 約60秒 |
| 市場 | 約30秒 |
| ビジネスモデル | 約45秒 |
| 実績 | 約30秒 |
| チーム | 約30秒 |
| 最後のお願い | 約30秒 |
ステップ4:ピッチ資料を作る
ストーリーが固まったら、ピッチ資料を作ります。スライドは、ストーリーの流れに沿って1枚に1つのメッセージを置き、文字は少なく、図や数字で伝えるのが基本です。持ち時間が5分であれば、本編は8〜10枚程度が目安になります。
ピッチ資料の構成やデザイン、実際の事例について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ステップ5:原稿を作り、声に出して練習する
資料ができたら、話す内容を原稿にまとめ、声に出して練習します。原稿は、スライドに書いてあることをそのまま読むのではなく、スライドを補足する話し言葉で書きましょう。
練習では、本番と同じ持ち時間で通して話し、録画して見返したり、事業を知らない人に聞いてもらったりすると、分かりにくい箇所や早口になっている箇所に気づけます。
ステップ6:質疑応答に備える
最後に、質疑応答に備えます。質疑応答では、市場の大きさの根拠、競合との違い、収益の見込み、資金の使い道、チームの体制などがよく聞かれます。想定される質問と答えを事前に用意し、詳しいデータは補足のスライドにまとめておくと、落ち着いて答えられます。
伝わるピッチのコツ
準備の流れを押さえたところで、本番で「伝わる」ピッチにするためのコツを紹介します。審査員や投資家は、1日に何件ものピッチを聞くことも珍しくありません。その中で印象に残り、内容を正しく理解してもらうには、話し方や伝え方にも工夫が必要です。
最初の20秒でインパクトを与える
ピッチの冒頭は、聞き手の関心が最も高いタイミングです。最初の20秒で「この話をもっと聞きたい」と思ってもらえるよう、インパクトのある入り方を意識しましょう。自己紹介や会社の沿革から入るのではなく、課題の大きさを示す数字や、困っている人の切実な声、事業を一言で表すフレーズから始めると、聞き手を一気に引き込めます。
数字と事実で語る
「大きな市場があります」「多くのお客様に喜ばれています」といった表現だけでは、説得力が生まれません。市場規模や利用者数、売上の伸び、検証の結果など、根拠のある数字や事実を添えて伝えましょう。まだ実績が少ない場合は、ヒアリングの件数や試作品への反応など、これまでに得た事実を示すことが大切です。
専門用語を言い換える
技術や業界に詳しい人ほど、専門用語を使いがちです。しかし、審査員や投資家が、その分野に詳しいとは限りません。専門用語は身近な言葉やたとえに言い換え、誰が聞いても理解できる表現を心がけましょう。
自分たちがやる理由を示す
同じ課題に取り組む人や企業は、ほかにもいるかもしれません。その中で、なぜ自分たちがこの事業をやるのか、なぜ自分たちならできるのかを伝えましょう。課題に気づいたきっかけとなる原体験や、チームの経験・強みを具体的に話すと、事業への本気度が伝わります。
最後に求めることを伝える
ピッチの最後には、聞き手に何をしてほしいのかを伝えましょう。出資の検討、面談の機会、実証実験への協力、協業先の紹介など、具体的なお願いがあると、聞き手も次の行動を取りやすくなります。ピッチを「いい発表だった」で終わらせず、次につなげるための大切な一言です。
時間を守る
持ち時間を超えると、途中で発表を打ち切られたり、評価が下がったりすることがあります。練習の段階で時間を計り、本番では少し余裕を持って終えられるように内容を絞りましょう。時間内に要点をまとめる力も、ピッチで見られているポイントの一つです。
スタートアップが今すぐ応募できるピッチコンテスト10選
ここまでの準備とコツを、実際のピッチの場で試してみましょう。ここでは、ビジコンDBに掲載しているピッチコンテスト・ピッチイベントの中から、スタートアップや起業を目指す方が応募できるものを10件ピックアップしてご紹介します。
より幅広いピッチコンテスト・ピッチイベントを探したい方は、こちらの一覧もあわせてご覧ください。
2026年11月15日締切「第7回 西日本FHビジネスコンテスト ~OPEN INNOVATION HUB 2026~」

西日本フィナンシャルホールディングスなどが主催するビジネスコンテストです。製品やサービスをリリース済みの事業が対象の「グロース部門」と、リリース前のアイデア段階から挑戦できる「アイデア部門」があり、グロース部門の最優秀賞は100万円。最終選考は2027年2月に福岡で行われます。
2026年11月18日締切「チャレンジピッチ2027 ~NEXT SC~」

日本ショッピングセンター協会が主催する、ショッピングセンター業界向けのピッチイベントです。顧客体験の向上やSC事業者の業務支援につながるプランを、スタートアップや企業内ベンチャー、学生から幅広く募集。2027年1月にパシフィコ横浜で1組5分のピッチを行う予定で、SC関係者とのマッチングの機会もあります。
2026年11月24日締切「OITA ゼロイチ」

大分県が主催する、新商品・新サービスのビジネスプランコンテストです。創業予定または創業後10年未満の中小企業者や、新分野への進出を目指す中小企業者などが対象で、産業や事業の段階を問わず応募できます。大分県知事賞は100万円です。
2026年11月30日締切「第5回 埼玉ニュービジネス大賞」

埼玉ニュービジネス協議会が主催する、埼玉県内に事業所を持つ中小企業や、県内で起業を目指す個人を対象としたコンテストです。審査委員には、ベンチャーキャピタリストや起業経験者、企業の新規事業担当者などが加わり、受賞者には協議会の会員などによる支援体制が提供されます。
2026年11月30日締切「WITHDOM BUSINESS CONTEST 2026」

新たに事業を立ち上げたい方を対象としたビジネスコンテストで、アイデア段階から、個人・チーム・法人を問わず応募できます。最優秀賞は賞金50万円と共同事業化に向けた協議権で、受賞者が起業する際には、最大1,000万円の出資が検討されます。
2026年12月15日締切「群馬イノベーションアワード2026」

上毛新聞社が主催するビジネスコンテストです。新しいビジネスプランを募集する「ビジネスプラン部門」に加え、スタートアップやベンチャーがすでに実装している事業を対象とした「ベンチャー部門」があります。各部門の大賞・入賞者には、GIA起業家と行く海外研修ツアー(2027年)が贈られ、ファイナルステージは2027年3月にプレゼン審査で行われます。
2026年12月18日締切「ピッチコンテスト「SusHi Tech Challenge 2027」」

SusHi Tech Tokyo 実行委員会が主催する、スタートアップ向けのピッチコンテストです。持続可能な都市をテクノロジーで実現する事業が対象で、資料・ピッチは英語で行います。グランプリは賞金1,000万円で、セミファイナルに進んだ20社は、参加するVCや大企業に向けて事業をPRできます。
2027年1月12日締切「QWS STARTUP AWARD 2027」

渋谷の共創施設「SHIBUYA QWS」が主催する、シード・プレシードのスタートアップ向けのアワードです。2027年1月中に株式会社の登記を予定している、または登記済みであれば、事業領域や創業年数を問わず応募できます。最終審査は会場でのピッチと質疑応答で、最優秀賞には活動支援金100万円などが贈られます。
2027年1月18日締切「第12回日本アントレプレナー大賞」
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賢者の選択 リーダーズ倶楽部が主催する、これから事業化するビジネスプランや、事業化して7年未満のビジネスを対象としたコンテストです。高校生以上で、自ら起業家として事業を行う意志があれば応募でき、大賞は賞金100万円。最終プレゼン会は2027年3月に日本外国特派員協会で行われます。
2027年1月31日締切「ABS Business Open 2027」

青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール)が主催するビジネスプランコンテストです。中高生・大学生・一般の3部門があり、ビジネスパーソンや起業家が対象の一般部門には、賞金2万米ドルとスタートアップ支援プログラムが用意されています。
よくある質問
最後に、スタートアップのピッチについて、よく寄せられる質問をまとめました。ピッチの準備や本番で迷ったときの参考にしてください。
Q. ピッチとプレゼンは何が違いますか?
ピッチはプレゼンテーションの一種で、特に、短い時間で相手に評価や次の行動を求める発表を指します。一般的なプレゼンが情報を伝えることを主な目的とするのに対し、ピッチでは、出資の検討や面談、協業など、聞き手に何をしてほしいかが明確な点が特徴です。
Q. 事業がアイデア段階でも、ピッチはできますか?
はい、できます。ビジコンDBに掲載している173件のうち約7割は、事業の段階による条件がなく、アイデア段階から応募できます。アイデア段階の方向けの部門を設けている大会もあります。実績がない場合は、課題の大きさや、ヒアリングなどで確かめた事実を中心に伝えましょう。
Q. 学生でも、スタートアップのピッチイベントに参加できますか?
はい、参加できるものが多くあります。173件のうち、大学生が応募できるものは137件、高校生が応募できるものは93件ありました。学生向けの部門を設けている大会もあるので、応募条件を確認してみてください。
Q. ピッチ資料は、事前に提出する必要がありますか?
大会によって異なります。書類審査の段階で提出を求められることもあれば、本番の当日にデータを持参する形のこともあります。提出の形式(PDFなど)や締切も含めて、募集要項を確認しておきましょう。
Q. 英語でピッチする必要はありますか?
国内向けの大会であれば、日本語で問題ありません。ただし、海外の投資家が集まるイベントや国際的なピッチコンテストでは、資料もピッチも英語が求められることがあります。
Q. 質疑応答で、答えられない質問をされたらどうすればいいですか?
分からないことを無理に答えたり、話をそらしたりするのは避けましょう。現時点で分かっていることと分かっていないことを正直に伝え、「確認して後日お答えします」と持ち帰るほうが、誠実な印象を与えられます。
Q. ピッチが終わった後は、何をすればいいですか?
懇親会や名刺交換の場で、興味を持ってくれた投資家や企業の担当者と連絡先を交換しましょう。その日のうちにお礼の連絡を送り、面談の機会をお願いすると、次の行動につながりやすくなります。審査員からのフィードバックは、次のピッチや事業の改善に生かしましょう。
Q. ピッチコンテストで入賞すると、出資を受けられますか?
入賞が、そのまま出資につながるとは限りません。173件のうち、入賞の特典として出資(検討を含む)を明記していたのは2件でした。ピッチコンテストは、投資家と出会い、その後の面談につなげるきっかけとして活用するのがおすすめです。
まとめ
スタートアップのピッチは、投資家や審査員、事業会社に事業を短い時間で伝え、出資の検討や面談、協業といった次の行動につなげるための発表です。投資家との面談やピッチコンテスト、ピッチイベント、アクセラレータープログラムの選考など、場面によって聞き手と期待できることが変わります。
ピッチの準備では、目的と参加するピッチを決め、伝えたいストーリーを固めてから、資料と原稿を作りましょう。本番では、最初の20秒でインパクトを与え、数字と事実で語り、最後に求めることを伝えることが大切です。準備が整ったら、この記事で紹介したピッチコンテストなどに応募して、実際のピッチの場で自分たちの事業を試してみてください。
【2026年最新版!! 対象者別 参加できるコンテストまとめ】
条件を絞り込んで参加できるコンテストを見つけたい方は、こちらから検索してみてください!
コンテストに応募する前に、自分のアイデアの評価を知ることができる「アイデアの無料AI診断」を、ビジコンDBでは無料でご用意しています。事業アイデアを客観的に見直したい方は、ぜひご活用ください。











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