日本プロモーショナル・マーケティング学会は2010年に、学術的な知見と実務的な知見を融合し、産学共同で時代を牽引する「健全で魅力的なプロモーション・ビジネス」の確立と業界発展への貢献を目的に設立しました。
2025年度は、産学共創により実務に貢献できる成果を作り上げる「研究助成活動」と同時に、昨年スタートした学術界と実務界との交流をさらに深める「次世代マーケティング・チャレンジコンテスト」を行うことで、次世代のプロモーション業界に対する関心を高めることを目指します。
主催機関:
一般社団法人 日本プロモーショナル・マーケティング協会
主な開催地:
東京都
コンテスト概要:
多様な視点から、人びとの「より楽しい、より豊かな、購買行動と生活を実現する」提案を期待し、下記の様なテーマから具体的なマーケティングプランを提案して頂きます。
テーマは、以下の 1.協賛社特別課題 / 2.自由課題 のどちらでも選択可能です。
1.協賛社特別課題
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特別協賛社「江崎グリコ株式会社」様からの下記、マーケティング課題に対する解決策や実施プランを提案してください。
課題テーマ
一般流通における新しいカレー売場の創出
「カレールウ」ダウントレンド下における新しい切り口の売場や展開方法
カレーカテゴリー課題のひとつである買上点数及び客単価のアップへの貢献
課題背景
「カレールウ」を取り巻く周辺環境
1.市場動向
・市場規模…簡便調理ニーズの高まりから、
2017年に「レトルトカレー」売上が「カレールウ」売上を抜く。
2023年「カレールウ」売上は2019年以降横ばい。
・業態別…GMS・SMで9割を占め、DRGは2019年比微増
・性年代…女性40代がボリューム層で、次いで女性50代・60代
・ライフステージ…子育て夫婦がメイン、次いで夫婦のみ、成熟世帯
・価格帯別…過去5ヶ年比では、普及価格帯が縮小、高価格帯が拡大
2.購買/消費動向
・「カレールウ」購買状況…購入率・購入者あたり購入個数は減少も、
単価上昇により販売金額は伸長
・社会トレンド…米や野菜の価格高騰、減塩意識の高まり
3.将来仮説
・「おいしさ」を求める「こだわり」強いお客様の利用が多い。
・品質感・プレミアム感・差別性を落とさずに、より日常での使用機会を増やす。
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2.自由課題
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次世代のマーケティング展開やプロモーション産業の活性化にチャレンジするテーマ(自由)
課題例
学生の部
・マーケティング、コミュニケーション、消費者行動、データ解析などの研究
・脳科学、データサイエンス、経営工学などの視点からアプローチするマーケティングや消費行動に関する研究
・関心のある商品やサービス、店舗の活性化を促すマーケティング提案 etc.
一般の部
・プロモーション業界を面白く魅力的にするための提案
・デジタルデータを活用した新たなプロモーション設計の提案
・先端技術(Ai、メタバースなど)のプロモーション・ビジネスへの適用に関する提案 etc.
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特典:
一般の部
・ベストチャレンジ賞 1点 副賞10万円
・特別協賛社賞 1点 副賞3万円
学生の部
・ベストチャレンジ賞 1点 副賞5万円
・特別協賛社賞 1点 副賞2万円
対象者:
学生の部
・日本プロモーショナル・マーケティング学会の学会員(学生)及び大学や大学院で、マーケティング、データサイエンス、経営工学、脳科学などを学ぶ学生の方々
※応募は、個人またはグループでも可。
一般の部
・日本プロモーショナル・マーケティング学会の学会員(A、B、C、協賛社D)及び、JPM会員社、一般企業においてプロモーションやマーケティング、研究や開発などの業務に携わっている方で社会人経験5年以内の方
※応募は、個人またはグループでも可。
募集期間:
2025年8月1日 ~ 2025年10月24日
プレゼン・表彰時期:
2025年12月11日